OSHI-FES2017 開催後記

地域に特化したミュージシャン情報ポータルサイトは、意外と全国的にも稀で、音楽の街と呼ばれるここ福岡においてもしっかりした内容で運営されているものは自分が知る限り皆無でした。

これを書いている自分自身、普段、ライブハウスに足を運ぶ人間なのですが、地元発で頑張っているバンドやシンガーソングライターをパっと調べる手段がなく困っていたわけです。

一言で言えば、「無いなら作ろう」という勢いに任せて立ち上げたサイトがOSHIBANです。
※「福岡」という枠にはまった内向き志向のサイトでは決してありません。むしろ外向き志向です。
2015年7月に当OSHIBANを開設して以降、紆余曲折もありながらもサイト運営を続けてきました。

・・・「OSHIBANかんむりでイベントしませんか?」

光栄なことに、しばしばこのような旨の打診を各所から頂きました。
しかし、時期尚早かな…だったり、いまいちピンと来ないな…だったりで、動くには至らず。

そんな中、2016年の暮れにさしかかった頃、某ミュージシャンから連絡が。

大それた表現かもしれませんが、機は熟したかなと。OSHI-FES準備開始です。

それからは内容を詰める日々。

どうせやるなら、出演してくれるミュージシャンには大きなハコ(ライブハウスの通称)で演ってもらいたいということでビートステーションを予約。
今回のように週末開催の場合は半年くらい前から結構埋まりだすので案外確保自体が大変でした。

また、

●演奏と演奏の間の転換の待ち時間を減らしたい
●バンドもアコースティックも楽しめるイベントにしたい

という2つを一気に実現する手段として、バンドステージ・アコースティックステージの交互演奏ダブルステージ方式の採用に至りました。

言うまでもなく、出演者のキャスティングも重要です。
基本的には、話題性に富むアーティストだけに安易に頼るのではなく、これまでの実際のライブ参戦を通して、出て欲しい&もっと多くの人に知ってほしいと思うバンド・ミュージシャンにも打診をさせてもらったわけです。
かといって、観たことがあるかないかにとらわれ過ぎるのもダメかと。気になりつつもたまたまタイミングが合わずで生で観るには至ってないミュージシャンも一部打診の上、出演OKをもらいました。

それにしても、キャスティングを通して、福岡のミュージシャン層の厚さを改めて実感しましたよ、ホント。
次回のキャスティングが今から楽しみです。

今回、前述の「交互演奏ダブルステージ方式」が最大の特徴ですがそれ以外にも、オーディエンス目線で、こんなこと・こんなものがあればいいのになぁ~と日頃から思っていたことを、いくつか導入しました。

特設ホームページの開設

サーキット型のライブイベントや野外フェス等を除けば、そのイベントのホームページが無い場合が案外多いものです。せいぜいツイッター等のSNSで発信する程度。
OSHI-FESは屋内とは言えフェスと謳う以上、広く一般向けにしっかり周知させる媒体があってしかるべきで、また、出演者側にとっても開催当日だけでなくその前の期間からPRになるというメリットを生み出すために、OSHI-FES特設ホームページを開設しました。

PR動画(出演者MVダイジェスト)

いつも思っているのが、ライブの出演者の情報がパっと分かるようになっていればいいのになぁということ。
既にファンの人からすればアーティスト名の文字情報だけで分かりますが、知らない人の場合は自分でわざわざ名前でネット検索して、MV探して…面倒くさいわけです。最悪の場合、いざ行くと同名の別バンドだったりします(笑)
しかも、1組ならともかく複数組を調べるとなるとなおさら。そこで、出演者のMV(MVを持たない場合はライブ映像等)のダイジェスト動画を作りYouTubeにUPしました。
勿論、上記の特設ホームページにもそれを貼りつけました。

再入場可能に

再入場禁止のライブハウス(ライブイベント)が多いです。一度出たらまた料金を払わないと入られないわけです。
しかし今回、バンドもアコースティックもありということで、必然的にキャスト数が増え長丁場になります。しかも夕飯時を思いっきり挟みます(笑)
そこで、取り外すと再利用できないリストバンドを導入し入退場管理を行いました。

ミュージシャンとゆかりのある作家さんとコラボ

CDジャケット等のアートワークをイラスト作家さんが手掛けることがよくあります。そんな作家さんと何かコラボできたら面白いなと思いました。
つまり、OSHI-FESのいずれかの出演予定者のアートワークでゆかりのある作家とのコラボです。
今回、10.8℃の世界線とゆかりのある「風夜」さん、そして、世界のザキとゆかりのある「くまみね」さんに、本の栞として使える入場チケットのデザインを片面ずつお願いしました。
ちなみに、耐水性&破れにくいユポ紙という特殊素材です。

スポンサー枠の設置

ちょっと生々しい話ですが…大きくて、日曜開催で、長時間となる会場代は勿論、スタッフ代、特設のアコPA代、その他これまで書いた諸々で発生する費用の捻出の為にスポンサー枠を設けました(特設ホームページ内にバナー掲載等)。

その他、物販ブースにネームプレートを置いて分かりやすくしたり、物販並び順は公平にあみだくじで決めたり、荷物にならないようフライヤー関連は退場時に配布したり、費用はかからずアイデア勝負の事もこまごまと色々と試してみました。

加えて、普段から、内輪ノリな雰囲気のイベントが個人的に少々苦手というか思うところがあるので、演奏時のMCについてちょっとだけ出演者さん達にお願いもしました(正解はないと思いますし、他のイベンターさんの手前、詳細は書きません汗)。

言うまでもなく、改善の余地は多々あります。
ですが、今回の開催によりある意味パッケージというかテンプレ的なものができたので、基本コンセプトを大きく変えない限りは、次回以降は今回のアレやコレをベースにしつつブラッシュアップだけしながら開催できるのでは?と。
また、今回は導入できなかったアイデアも沢山ありますが内緒です。
あ、そもそも次回開催するかは未定ですが(笑)

冒頭で書いた某ミュージシャンとは、今回出演もしてくれた10.8℃の世界線のバンマスでボーカルのCivaさんです。
念の為言うと、今回のイベント開催の話が出る前から個人的にライブを観たりCD買ったりで、もともと大好きなバンドの一つです。
福岡の音楽業界や他のミュージシャン達からの信頼の厚さは、調べずとも勝手にアチコチから目や耳に入ってくるようなミュージシャンでしたので、今回、実行する決意をしました。
(何かウマ味があったり特別扱いを受けていると勘違いされるのを当初から危惧なさっているので紹介はこの辺までにします(汗)。むしろ逆に、出演者の技術関連の窓口等として多大な御尽力を頂きました。感謝!!!!!!!)

実は今回、地元福岡の音楽関連会社、さらには東京のレコード会社やレーベルの方にもお越しいただいてました。その他、広告代理店関係も。
OSHI-FESというか、OSHIBANの活動全体に以前から興味を持ってくださっていて、呑みながらの熱いトークをしたことも。
きっとそれだけ福岡の音楽土壌のポテンシャルを感じてらっしゃるのだと思います。
実際、OSHIBANの閲覧きっかけで、今回の出演者としても名を連ねている某バンドに興味を持ち、直接会うべく、今回のイベント含め福岡まで複数回来られている業界の方もいらっしゃいます。

ただ、各出演者にはそれらの来場者情報を少なくとも事前には特に伝えていません。それぞれ活動ポリシーが違うでしょうし、そもそもその辺りの話はOSHIBAN的には変に間に入りすぎず、おのおの直接やりとりして判断することでしょうから。
OSHIBAN的には、そのような東京と福岡を間接的にでも「繋ぐ」きっかけの役割も果たせているのであれば光栄なことです。

なんだかんだで長くなってしまいましたが、以上、OSHI-FES2017の開催後記です。
かなりイベンター寄りの内容になってしまいました。開催時のイベントレポ的なものを想像されていたのだとしたらごめんなさい。それは、実際に御来場頂いた方だけの思ひ出です。おかげ様でいい感じに盛り上がったのではないでしょうか!?
※ツイッターでRT含め当日の様子をご覧いただけます。上記で出てきた入場チケット(兼 本の栞)のデザインなども同様です。

出演者さん、各スタッフさん、コラボ作家さん、その他関係者の方々、そして御来場者様、関わってくださった全ての皆様にこの場を借りて心よりお礼申し上げます。

OSHIBAN COZY


OSHI-FES2017 5/14(日) 無事終演

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